最も多くご相談をいただく案件は木造建物の解体です。平成の市町村大合併に加えて人口減と高齢化を背景に長く放置されている空き家が持ち主の負担になる「負動産」と化している問題は一部の地域で深刻化しています。住宅密集地においては長く放置されている空き家が近隣に生じる影響は好ましいものではありません。負動産でなくとも、生活様式の変化などに伴い家屋を解体する必要が生じることもあります。どのような場合であれ、南起工業は工事の着工前に近隣の敷地家屋との隙間や越境状態などを現地で詳しく調査を行った上でご近所さまへのご挨拶やご説明にお伺いし、工事期間中にも近隣の皆さまにご安心いただけるように細心の注意を払います。例えば、解体物件に駐車場が隣接している場合は車両の防塵に配慮して丁寧にシートで保護を行うなどの対応を行ったことを確認した上で工事に入ります。
S造とも呼ばれる軽重量鉄骨造は建物の部材に鉄骨が使用されているので、木造建築物の解体作業に比べて騒音や振動が発生しやすくなります。コンクリートなどの粉塵も飛散しやすくなるので、しっかりとした防音・防振・防塵などの対策が必要になります。また、アスベストなどの規制物質が使用されている古い建築物の場合は法的規制に基づいた慎重かつ安全な処理が必要になります。S造建築物は住宅密集地に建てられていることが多いため、木造建築物以上に現地調査を丁寧に行い、ご近所の皆さまへの誠意ある丁寧なご説明・ご挨拶と、近隣建物への安全と保全の配慮に力を入れています。
RC（鉄筋コンクリート）やSRC（鉄骨鉄筋コンクリート）は、階数の多いマンションなどに多く採用されている強度の高い建築技法です。建築物は頑丈な鋼材やコンクリートで作られているので、解体の際の振動や騒音が発生しやすく、作業工数も多くなる作業です。南起工業は、解体専門業者として長年培ってきた豊富な経験と確かな技術を駆使して防音、防振、そして防塵の対策を徹底し、近隣住民の方々にご迷惑をおかけすることのない安心安全な解体工事を実施しています。南起工業の作業班が撤収した後にはきれいな更地が残ります。
当社では、店舗物件・テナントの撤収・入れ替え、または住宅リノベーションを目的とした内外装の解体工事も承っています。また、住居や家屋の一部解体（浴室、トイレ、キッチン水回りのリフォームに関連する解体や撤去、敷地のブロック塀や建材の解体撤去、庭木の撤去）に関することなど、お客さまの「どこに頼めばいいかわからないちょっとしたこと」のお悩みを親身になって解決します。まずは一度南起工業にお声がけください。
